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貧乏になってしまう3点セット

 特に資産を持っていない一般庶民が、購入すると貧乏になってしまう3つの財産があるそうです。そんな恐ろしい財産があるのかと驚かれる方も多いのではないかと思いますが、すごく身近な財産で、多くの人が持っているものです。
 答えは車、家、保険なのですが、いかがでしょうか?みなさん持っておられますよね。勿論、年収が高額で、余剰資金の中から購入されているのであれば、貧乏にはならないですが、これらを購入することで貯金ができない状態になっていれば、貧乏になってしまう可能性が高まっている状態と言えます

 それでは、家はできるだけ家賃の安い賃貸、車は必要な時にカーシェアかレンタカー、保険も必要最低限という極端な生活を送ればどうでしょうか?確かにキャッシュは残るでしょうから、毎月余剰資金が生まれて、年々余裕はできるかもしれません。
 しかし、家賃が安い分不便なところに住み、車を使うにも家の近くにレンタカー店やカーシェアがない場合は車に乗るために遠くまで移動しないといけないということで、不便を感じるでしょう。保険も最低限ですから、病気になった場合や働けなくなった場合の保障などが不十分で、不安な思いを感じながら生活することになりますので、あまり楽しくなさそうです。
 不便を楽しめるというポジティブな方にとっては、続きを読んでいただく必要はないかと思いますが、毎日我慢だけするのは嫌だという方は、このブログを読んでいただければ、極端な我慢をすることなく、貧乏3点セットによる貧困化を防ぐ方法のヒントを得ることができます


1.貧乏3点セットはなぜ貧乏に?

 例えば600万円の車を購入します。駐車場代や車検整備費用や自動車税や保険料など維持費もバカになりません。さらにこの車をローンやリースで購入した場合は毎月の返済(元金+金利相当)が加わります。特に年収に見合わない車を購入したら車しかないという悲惨な生活が待っています。昨今のローンやリースなどの制度の充実により、今後の人生の長期間にわたってお金の使い道を限定することになるため、金銭面でとても窮屈になって、例えば転職や左遷などで年収が減少したとしても柔軟に対応することができなくなってしまいます。
 このように年収に比して車の取得費用や維持費が高額であるという以外に、このような財産を持つと貧乏になるという根拠としては、サラリーマンの方は給料から税金を引かれた残りでこれらの財産のローンや維持管理費を支払っているという点があります。
 例えば、同じ車を個人事業主の方が事業用の車として購入されたらどうでしょうか?確かに維持費も同じだけかかりますし、ローンならば金利もかかるのですが、サラリーマンと違うところはこれを経費にできるということです。しかも車の購入費用600万円も6年かけて(普通車の場合)減価償却という方法で経費になりますので、車を買って支出が増えた分は経費になるため税金が安くなります。

 上記は車の場合ですが、例えば家ならどうでしょうか?サラリーマンならば自宅に書斎を持って仕事場にしても何の経費にもなりませんが、個人事業者なら自宅のうち事業用の部分は車同様経費にできます。例えば3000万円の家を建てて、40%を事業用に使った場合は1200万円(40%)相当の建物については減価償却費として経費化できますし、この事業に供される部分に係る維持管理費も経費となります。

 ただし、生命保険については、サラリーマンであっても個人事業主であっても最大12万円の所得控除しかありませんので、こちらは別の方法を検討する必要があります。

 貧乏3点セットのうち車も家もサラリーマンのまま購入するのと、個人事業主が購入するのとでは、税金が全く違ってくることがおわかりいただけたと思います。


2.貧乏3点セットを回避するために

 貧乏3点セットは年収と相談して購入する必要がありますが、さらに税金面での有利性を活用するためには、事業用資産とすることがポイントとなります。現在サラリーマンでも副業を認められる会社も多くありますので、ご自身で事業を始めて、その事業用の資産として車両や家の一部を活用できないか検討してみると良いでしょう。税金の為にやりたくない事業を無理やり始めるのは本末転倒ですが、会社でやっている仕事以外の別の仕事に興味があるという方なら、一度チャレンジしても良いかもしれません。
 また、ご実家が資産家でアパートやマンションを持っている方や、将来の年金代わりに賃貸住宅を持っておきたいという方は、サラリーマンをする傍ら大家業を始めてみるのも良いでしょう。特に資産家のご子息であれば、親の持っている借金の支払いが終わった物件などがあれば、建物を贈与してもらうことで、大家業の収入が安定するため、新規の投資物件の購入をする際にも銀行の融資も受けやすくなり、大家業を拡大しやすくなりますし、いい投資物件の紹介を受ける機会も多くなるでしょうから、ある程度の資産を親からの相続ではなく、ご自身で築くことも可能です。


3.法人の活用でさらに効果的に

 上記2ではまず事業を始めることをご提案しましたが、さらにその事業を法人で始め、軌道に乗れば貧乏3点セットを極力法人で購入することで、節税を図りながら、家も車も保険も手に入れることができます
 例えば、家は役員社宅として会社名義とすれば、床面積が240㎡を超えるような豪華な家でなければ、会社に比較的安い家賃を支払って住むことができます。会社も社宅の建物の減価償却費をはじめ維持管理費を経費にできるので、税負担を抑えることが可能です。個人事業と違う点は、事業割合という概念がないことです。つまり100%会社の事業用資産として経費計上できますので、個人よりも効果的となります。
 車の場合も同様で、一般的な車種ならば事業用の車両として法定耐用年数で100%減価償却費として会社の経費とすることは可能です。
 最後に保険ですが、これは個人事業の場合はサラリーマンと変わりなかったのですが、会社契約とすれば、解約返戻金がない、いわゆる掛け捨ての保険であれば全額経費となる場合がほとんどです。例えば、就労不能状態になった場合や要介護状態になった場合の保障は、個人だと経費にもならないため加入を躊躇されるケースもありますが、法人の場合は全額経費となります。ただし、保険金受取時には個人契約の場合は非課税なのですが、法人の場合は法人の収入として法人税がかかるため、保険金に見合う退職金を支給して会社を退職するなどの工夫をしないと、税負担が高額となる場合がありますので注意が必要です。


4.まとめ

 結論としては、貧乏3点セットは極力法人所有へということですが、
・法人が購入する価格はどうするか?
・地代はいくらくらい支払うか?
・家賃はどれぐらいもらうか?
・個人所有の車両を法人へ移すことはできるか?
・生命保険は法人で加入したほうが良いか、個人のままが良いか?
など、実行にあたっては疑問も多く湧いてくると思われます。

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